最近の新しい家の造りや建材を参考にさせてもらうため、先日建築士さんと一緒に近所の新興住宅地の家のウォッチングツアーをしてきました?♂️?♀️?
空はよく晴れ渡り、ときならぬ陽気に包まれた絶好のまち歩き日和☀️
新興住宅地には、様々なデザインの家が建っていました。
住宅展示場とは違ったリアリティーがあります。
ここ北海道では瓦屋根はほぼ全く見ることはなく、金属製の屋根や陸屋根が主流です。
開拓時代に安価な板葺き屋根を用た文化がある
瓦は水分が凍ると割れてしまう
金属製の方が雪が滑り落ちやすい
等が言われているようです。
そこで一言
北海道の屋根って昔から、かわらないよねーー
気を取り直して…
瓦屋根と比べて金属製屋根のデメリットは
雨音がうるさい
定期的に塗装などのメンテナンスが必要
といったことがあるようです。
そのような中で、こんな素敵な屋根がありました?
このパッチワークのような屋根は何なのでしょう?
これも同じ建材みたい
他にももう一軒同じ建材を使っている家がありました。
この「茶〜赤系の屋根」+「ベージュ〜黄系」の壁にしたら思い描いている家の色合いにマッチします。
君の名は「アスファルトシングル」
調べてみたところ、どうやら「アスファルトシングル」(グラスファイバーシングル)という建材のようでした。
これは…
不燃布やガラス繊維であるグラスファイバーにアスファルトを塗装し、さらに表面には、細かな石粒(砂)などを施し、アクリル樹脂で固めて仕上げた屋根材です。
出典:クイック屋根工事
アスファルトシングルとは、北米で生まれ長い歴史を持ち米国では 一般的に普及している屋根材です。
出典:株式会社カネマツ
とのことでした。
へーー、北米で普及しているのですね。
他のサイトでは北米では80%くらいがこのアスファルトシングルだと書かれていました。
なるほど、アメリカっぽい気もしてきました。
長所と短所は
- 耐久性が優れている(20〜30年)
- 軽量なので耐震性に優れている
- 防音性と防水性が優れている(雨の音も気にならない)
- 柔らかく加工しやすいため複雑な屋根形状に適応できる
- 防火性能が改善され、日本の屋根にも使いやすくなった
- 施工実績、技術力のある業者が少ない
- 表面がザラザラしているので水が滞留しやすくコケやカビが生じやすい
→切妻、寄棟、片流れで約19°以上の斜度があることが必要 - 強風に弱い
出典:クイック屋根工事
気になる最後の「強風に弱い」ですが、最近の商品では50m/sの風にも耐えられるようです。(6本釘使用の場合)(出典:カネマツ「アスファルトシングル│パルテ」)
気になる価格は上記の「パルテ」で8,700円/16枚(2.25m2)(3,866円/m2)、「オークリッジスーパー」で42,000円/160枚(22.5m2)(1,866円/m2)。
材料込の施工費は1m2あたり5,000円程度という情報もありました(出典:外壁塗装・屋根塗装)
こんな屋根と壁の家にしたいなと妄想はとどまることを知らないのでした…
ここまでお読みいただきありがとうございました。
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