家づくりの費用,未分類

この記事は急げば約 < 1 分で読むことが出来ると思います

ずっと前のブログで恐る恐る新築後の固定資産税都市計画税の試算をしてみました。

その結果、最初の年は

土地:固定資産税10,700円、都市計画税4,600円→合計15,300円
建物:固定資産税70,000円、都市計画税30,000円→合計100,000円
総合計 115,300円

というものでした。

時は流れ、家が建ち、先日ついに本物の固定資産税&都市計画税(税金ブラザーズ)の納付書が届きました。
さあ、実際にどうなりましたでしょうか!

固定資産税と都市計画税はおいくら?

税金ブラザーズの金額はそれぞれ、下記の計算式で算出されます。

固定資産税=固定資産税課税標準額(固定資産税課標)×1.4%
都市計画税=都市計画税課税標準額(都市計画税課標)×0.3%

それでは土地と建物それぞれについて、この課税標準額というのを計算してみましょう。

土地

まずは土地です。
うちの土地は400m2、路線価7,350円/m2
広い!!安い!!さすが田舎。

路線価:7,350円/m2
面積 :400m2

これをまともにかけ算した294万円が「評価額」で、まだまだ生の状態。
「評価額」は軽減措置で

小規模(200m2まで):評価額の1/6(固定資産税)、1/3(都市計画税)
一般(200m2を超える分):評価額の1/3(固定資産税)、2/3(都市計画税)

に大幅に圧縮されます(住宅の固定資産税の軽減措置 2021(令和3年) 減税額比較シミュレーション
このギューーッと圧縮された金額が、固定資産税/都市計画税を計算する元になる「課税標準額」になるわけです。
ちなみに土地の減額サービスは建物を解体しない限り続きます

路線価から計算した土地の「評価額」は
小規模分:7,350円×200m2=147万円①
一般分:7,350円×200m2=147万円②

これらをギューーッと圧縮して課税標準額を出してみます。

固定資産税都市計画税
小規模分① × 1/6=24.5万円③①× 1/3=49万円⑤
一般分②× 1/3=49万円④②× 2/3=98万円⑥
合計③+④=73.5万円⑤+⑥=147万円
税額73.5万円×1.4%=10,290円
→10,200円(切り捨て)
147万円×0.3%=4,410円
→4,400円(切り捨て)

最初の土地の固定資産税は10,200円、都市計画税は4,400円になりました。

建物

建物は、建物完成後に役所の人が来て家屋調査を行い、そこから建物の固定資産税評価額を算出しました。
家屋調査前は1千万円くらいかなーと思っていたのですが、実際の評価額は約680万円
これに固定資産税と都市計画税の税率をかけると

固定資産税:680万円×1.4%=95,200円
都市計画税:680万円×0.3%=20,400円

しかし建物に関しては固定資産税のみ3年間50%減額サービスが受けられます。(長期優良住宅の場合は5年間)

というわけで
最初の建物の固定資産税は95,200円/2=47,600円、都市計画税は20,400円になりました

以上をまとめると

土地建物合計
固定資産税10,200円47,600円57,800円
都市計画税4,400円20,400円24,800円
合計14,600円68,000円82,600円

初回は総合計82,600円の年貢になりました。
ちなみにPayPayで支払ったので826円(1%)還元になりました。

3年後以降はどうなる?

前述のように最初の3年間は建物の評価額半額大サービスがありますが、その後はなくなってしまいます うさぎ
そのため、3年後の固定資産税はぐっと増えてしまいます わぉ

でも土地の価格はこのあたりは今後下がってゆくことが予想されます(いいことやら悪いことやら)
※実際、昨年から一年で約350円/m2ほど路線価が下がりました。
また、建物の評価額というのは3年ごとに見直され、そのたびに下がってゆくことが期待出来ます(下がらないこともあるし、逆に上がることもあるようですが)

そこで、土地の路線価は毎年300〜50円/m2ほど値下がりし、建物の評価額は3年ごとに1割減ってゆくと仮定して今後の試算をしてみました(上図)。
その結果、3年ごとに1万円ほど金額が減ってゆく皮算用になりました。

実際はどうなるかわかりませんが、毎年10万円ほどの年貢は覚悟しておこうと思います。

アリガトショコラ

ここまでお読み頂き、まことにありがとうございました。
もしよろしかったら⬇️ポチッとよろしくお願いいたします。