地盤調査(2)(結果:自沈層とロッドの回転数、地盤改良の必要性)

2020年6月30日地盤

SWS測定位置

地盤調査(「スウェーデン式サウンディング試験」(以下SWS))の結果は実施3日後に出ました。
家を建てる予定地の4隅と真ん中の5カ所で行う予定でしたが、実際は2カ所を追加して7カ所になったようです。

SWSの結果(自沈層とロッドの回転数)

SWS結果1

レポートを最初見た時はさっぱり意味がわからなかったのですが、いろいろ調べてゆくうちにだんだんとわかってきました。

まずは「自沈層とロッドの回転数」のデータです。
例えば測定ポイント1(上図の左)だと

地面下1m以内に
1kN(キロニュートン)(約100kg)でロッドを回転させないで沈んだ層(自沈層)が1カ所
0.5kN(キロニュートン)(約50kg)でロッドを回転させないで沈んだ層(自沈層)が2カ所

あります。
これは図中では赤色で示した横棒グラフで表されています。
端的に言うと、下にゆくほど深くなり、棒グラフが短いほど地盤が軟らかいということですね。

後で書きますが、地面下2m以内に0.75kN以下の自沈層があると「軟弱地盤」フラグが立つようです。
さらに測定ポイント3〜7はどうなっているでしょうか?

SWS結果2
SWS結果3
SWS結果4

全測定ポイントを見た結果、地面下2m以内の「軟弱地盤」は7測定ポイント中5測定ポイントにありました。
また地面下2〜5mの間にも1kNながら自沈層が2カ所でありました。

 地面下〜2m地面下2〜5m
 0.5kN0.75kN1kN1kN
12010
21320
30120
40020
50221
60021
70220

これをまとめると、このような表になります。
果たしてこれは一般的に言ってどのくらいの「品質」の土地なのでしょうか?
地盤を改良する必要はあるのでしょうか?

地盤改良の必要性は?

地盤改良の必要性
出典:サムシング

以上の結果を踏まえ、地盤業者「サムシング」のサイトに載っていたフローチャートを使って、地盤改良の必要性を調べてみました。

上のフローチャートに今回の結果を当てはめてみると、

「盛土がある」→いいえ
「基礎下2m以内に0.75kN以下の層、または基礎下2〜5mに0.5kN以下の層がある」→はい(前者は11カ所ありました)
「基礎下5m以内に0.5kN以下の層がある」→はい(3カ所ありました)

ということで、地盤改良の必要性有りと判定されましたクルクル

地盤改良の方法

地盤改良
出典:サムシング

ではどのような地盤改良をすればよいのでしょうか??

地盤改良の方法も同じくサムシングのサイトに載っていました。
今回の結果から、自沈層は地面下2〜5mに1kNが2カ所あったのですが、それに目をつぶれば

基礎下に自沈層あり
→基礎下2mまでのみ自沈層あり
→自沈層厚1m以上

という赤枠で囲った部分が該当するのではないでしょうか(あくまでの素人判断です)。
そこでは地盤改良は「柱状改良」が適当とされています。
なんじゃそれは?

柱状改良とは?

地盤改良には

  • 表層改良工法
  • 柱状改良工法
  • 鋼管杭工法

の3種類があり、柱状改良工法は

地中に土と硬化剤を混ぜた堅い柱を作り、地盤を補強する方法

だとのこと。
つまりコンクリートの柱を何本も注入して地盤を強固にするわけですね。

さらに柱状改良工法には

  • 乾式柱状改良
    アースオーガー(らせん状の孔機具)を回転させ深さ2〜3m以内の孔内に掘削土と粉末状のセメント系固化材を混合し、埋め戻しながらオーガーを逆回転させ締め固める工法です。
  • 湿式柱状改良
    オーガーを回転させ所定の深さ、約2〜6m以内まで掘削した後に、ミルク状の固化材を圧送しながら土砂を攪拌し固化させる工法です。

の2種類があるそうです。(イノスの家

さて、杭を打つ必要性があることはわかりましたが、どれくらいの深さまで打てば良いのでしょう。
よく「支持層まで杭を打つ」と言いますが、支持層って何でしょう??
次に続きます。

にほんブログ村 住まいブログ 一戸建住宅(施主)へにほんブログ村 住まいブログ 高断熱・高気密住宅へ

Posted by ietate