サイディングは樹脂系「ゼオンサイディングRoyal Yokobari」と窯業系「ケイミュー ネオロック」のコンビで

2020年9月20日建物本体作り

この記事は急げば約2分で読むことが出来ると思います

ハウスラップや合板などでグルグル巻きになりクルクル、いよいよサイディングの張り付けが始まったのは2020年9月20日。
さあ、いよいよ外見が完成に近づきます!

サイディングとは何ぞや?

そもそもサイディングとは何ぞや?

そもそもサイディングとは何なのでしょう?
調べてみると…

外壁に張る仕上げ用の板材のことを「サイディング」や「サイディングボード」といいます。
以前はモルタル(砂とセメントと水を練ってつくられる外装材)仕上げが主流でしたが、1990年代以降はサイディングが主流になりました。

サイディングとは?塗装などのメンテナンスのタイミングや費用、最新の機能まで徹底紹介

なるほど、今から30年程前に(2021年時点)外壁仕上の主流がモルタルからサイディングになったのですね。

サイディングは大きく分けて

  • 窯業系:セメント質と繊維質を主な原料にして板状に形成したもの。日本では主流
  • 金属系:ガルバリウム鋼鈑などの金属を成型したもの。気合いが入るとガンバリウムになります。(うそ)
  • 木質系:天然木を使った物。素敵!?ですがメンテナンスが大変ぐったり
  • 樹脂系:プラスチックを板状に加工したもの←これを採用!

という4種類に分類されます。
この中から我が家が選んだのは「樹脂系」!

ゼオンサイディングという樹脂サイディング

出典:flickr

樹脂系を選んだのは、まずはそのデザインです。
この山小屋カントリーっぽい感じがとても気に入りました。

しかし、日本では樹脂サイディングはこの4派閥の中では最もマイナーで、シェアはなんと1%なんだそうですわぉ
なぜだーーー!(後でわかります)

ちなみに北米では50年以上も前から普及しており、シェアも約50%を占めているとのこと。
やっぱカントリー調なのですね。
(引用:樹脂系サイディングのリフォームは失敗/デメリットが多い?ゼオンなどのメーカーや価格/特徴を解説

樹脂サイディングのメリットデメリット

樹脂サイディングのメリットとデメリットを調べてみました。

メリット
  • 凍害、塩害に強い:
    北国に向いています。しかしドル買いをしたい人には向いていないかもしれません。
  • 長持ち:
    樹脂素材自体に顔料を練り込んであるので、窯業系のように定期的な塗装の必要が有馬せん。
    なので約30年間ほぼメンテナンス不要!!。ヒヒーン。
    また、素材同士を重ね合わせる「オープンジョイント工法」で施工するため、シーリング(コーキング)を使用する必要がなく、補修工事も不要です。
  • 防水性能が高い
  • 衝撃に強い
  • 軽量
  • 手入れが簡単
デメリット

一方デメリットとしては

  • 色やデザインの選択肢が少ない:
    縦張り/横バリ、数種類の色というかなりプアな選択肢でした
  • 高い:
    材料費は、窯業系サイディングが約4,000~5,000円/m2なのに対して、樹脂系サイディングは約8,000~10,000円/m2。これがシェアが低い一番の原因なのかもしれません。(引用:同上)
  • 施工業者が少ない

といったことがあるようです。

ゼオンサイディング

樹脂サイディングはゼオン化成の「ゼオンサイディング」の「Royal Yokobari」(ロイヤルよこ張り)(電子カタログ)にしました。

ゼオン化成は日本のメーカーなのですが、届いた箱は思い切り英語ばかりわぉ
箱に書かれているメーカーは「ROYAL Building Products」。
一体どこの国のメーカーでしょうあ??

少し調べてみると、アメリカとカナダの本拠地を置く会社で、届いたのはそこの「Royal Crest」という商品のようでした。

確かにメイドインカナダ

箱のシールにも確かに「MADE IN CANADA」と書かれていました。へーー、遠くから来たのね。
やはり日本では超マイノリティーなので、本場から取り寄せることになるのでしょう。

ちなみに柱などの材木もスウェーデンのSetraというメーカーでした。

一枚一枚長さを調整

現場に届いた樹脂サイディング

さて、箱からサイディングを取りだして、いよいよ壁に張って行きます。

一枚一枚長さを合わせて

届いたサイディングの板は規格の長さなので、一枚一枚切って長さを調節します。
これはプレカットの材木と違うところですね。

オープンジョイント工法

最初に家の角の部分(出隅)にサイディングを設置し、その間に横張りのサイディングをはめ込んでゆきます。
これが「オープンジョイント工法」というのですね。
スカスカの気がするけど大丈夫なのかしら?

でもシェア1%という超マイナーな建材の施工なのに職人さん大丈夫かしら?
聞いて

職人さん

昨日YouTubeで見たから大丈夫っすよ

なんて応えられたら怖いので聞きませんでしたが。

こんな柱までサイディング

ベランダの柱のような細い部位にも、ちゃんと同じサイディングをはめ込んでくれました。
職人さんありがとうございます。

一面完成

そして一面にサイディングが張らされました!(北海道弁)
結局この黄色いサイディングは丸4日間かけて設置が完了。
いよいよ完成が見えてきて嬉しかったです。

玄関周りはセラミックコートの窯業系サイディング

玄関周りのサイディングは「ケイミュー」というメーカーの

ネオロック・光セラ16 セラトピア ブルレウッドⅡ(QFブルレ チタン ブラウン)

というとても長い名前の窯業系サイディングにしました。(公式サイト

光触媒が汚れをセルフクリーニング。無機塗装のセラミックコートが紫外線による色あせを防ぐ

ケイミュー

のだそうです。ほんまかいな。
黄色い淡い色のサイディングの中で屋根と合わせた茶色がぐっと玄関周りの引き締めてくれると思います。

https://youtu.be/xe9BlSnNZfA

サイディング張り完成

というわけで、サイディング張りも完成!
これで外観はほぼ出来あがりです。
さあ!次の難題は壁紙です。

アリガトショコラ

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Posted by タテリーヌ