フローリング研究。無垢?複合?突き板?挽き板?
今回の家は全室フローリングで畳やカーペットの部屋は作らない予定です。
木のぬくもりが感じられる家にするには、床材はとても大切。
そこでフローリングの研究をしてみました。
フローリングの種類
- 無垢(天然木100%の無垢材を使った床材)
- 複合(合板などの基材の表面に、化粧材を貼り合わせた床材)
- 挽き板(表面の天然木の厚さが2mm程度。無垢材と同じ質感。高価)
- 突き板(表面の天然木の厚さが0.3〜1mm程度。比較的安価)
- シート(表面が樹脂などのシート。手入れが楽で安価)
大まかに分類すると、上述のようになるようです。
質感的には無垢が魅力的ですが、
- 手入れが大変
- 傷が付きやすい
ということでした。
私は掃除は苦手なので、無垢はここで断念
複合でありながら天然木が分厚い「挽き板」も魅力的なのですが、やはり高価で手入れが大変(ワックスがけが必要)な上に、傷が付きやすいとのことでした。
(参考:さとるパパの住宅論「後悔している住宅仕様:無垢の挽板フローリング」)
やはり「突き板」がいいのかな。
サンプルのフローリング
Panasonicベリティスシリーズ
建築士からお借りしたフローリングのサンプルはPanasonicの「ベリティスシリーズ」の中の「ベリティスフロアーW ハードコート クリア1本溝・2本溝(突き板)」。
これは上の分類でいくと「複合突き板タイプ」ですね。
- 真銘木フローリング:挽き板(高価、天然木の質感、傷つきやすい、手入れ大変)
- アーキスペックシリーズ:突き板&シート(高級)
- ベリティスシリーズ:突き板&シート(お手頃)
- ラピスタイルフロアー:天然の石灰石を原料にした新素材の床材
色柄は
- ウォールナット
- バーチ
- アッシュ
- アカシア
の4種類を借りたのですが、その中ではアカシアが一番好きな色柄でした。
やはりお笑いタレントはひと味違います。
断面は?
サンプルの断面(上の写真)を見てみると、どの部分が表面の「天然木」なのかわかりませんでした。
突き板の天然木は0.3〜1mmということなので、右側の「これ?」なのでしょうか?
その下は多分「エクセルタフベース」(特殊MDF)という高強度の素材だと思います。
ちなみに、左下は「地層」、右下は「バウムクーヘン」です(友情出演)。
スペック
「ベリティスフロアーW ハードコート」のスペックとしては、
- 対応
- へこみに強い(こういう人に私もなりたい)
- キャスターに強い
- すり傷に強い
- ワックス不要
- 汚れがつきにく
- 床暖房に使える
- 車椅子が使える
- 非対応
- ダニや死がいなどのアレルギー物質を抑制(アレルバスター配合塗装仕上げ)
- ペット傷に強い
- ペット対応(アンモニアに強い)
- 水まわりに使える
とのことでした。
新居では懸案のワンコを飼いたいと思っています。
ペットに対応するためには、ペットに強いこの一つ上のグレードの「アーキスペックシリーズ」にした方がよさそうです。
しかしベリティスシリーズより高価なので、部屋を選ばなくてはいけません。
水まわりはサニタリータイプ?
Panasonicのフローリングではアーキスペックシリーズで「サニタリータイプ」(シートタイプ)というのがあり、これが水回りに強いようです。
キッチンとトイレはこれがいいのか検討したいと思います。
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