フローリング研究。無垢?複合?突き板?挽き板?

2020年1月29日研究

この記事は急げば約2分で読むことが出来ると思います

今回の家は全室フローリングで畳やカーペットの部屋は作らない予定です。
木のぬくもりが感じられる家にするには、床材はとても大切。
そこでフローリングの研究をしてみました。

フローリングの種類

  • 無垢(天然木100%の無垢材を使った床材)
  • 複合(合板などの基材の表面に、化粧材を貼り合わせた床材)
    • 挽き板(表面の天然木の厚さが2mm程度。無垢材と同じ質感。高価)
    • 突き板(表面の天然木の厚さが0.3〜1mm程度。比較的安価)
    • シート(表面が樹脂などのシート。手入れが楽で安価)

参考:フローリング総合研究所「フローリングの種類」

大まかに分類すると、上述のようになるようです。
質感的には無垢が魅力的ですが、

  • 手入れが大変
  • 傷が付きやすい

ということでした。
私は掃除は苦手なので、無垢はここで断念ぐったり

複合でありながら天然木が分厚い「挽き板」も魅力的なのですが、やはり高価で手入れが大変(ワックスがけが必要)な上に、傷が付きやすいとのことでした。
(参考:さとるパパの住宅論「後悔している住宅仕様:無垢の挽板フローリング」

やはり「突き板」がいいのかな。

サンプルのフローリング

Panasonicベリティスシリーズ
ベリティスフロアーW ハードコートKEHWV3SRC

建築士からお借りしたフローリングのサンプルはPanasonicの「ベリティスシリーズ」の中の「ベリティスフロアーW ハードコート クリア1本溝・2本溝(突き板)」。
これは上の分類でいくと「複合突き板タイプ」ですね。

Panasonicのフローリング

  • 真銘木フローリング:挽き板(高価、天然木の質感、傷つきやすい、手入れ大変)
  • アーキスペックシリーズ:突き板&シート(高級)
  • ベリティスシリーズ:突き板&シート(お手頃)
  • ラピスタイルフロアー:天然の石灰石を原料にした新素材の床材

色柄は

  • ウォールナット
  • バーチ
  • アッシュ
  • アカシア

の4種類を借りたのですが、その中ではアカシアが一番好きな色柄でした。
やはりお笑いタレントはひと味違います。

断面は?
フローリング断面

サンプルの断面(上の写真)を見てみると、どの部分が表面の「天然木」なのかわかりませんでした。
突き板の天然木は0.3〜1mmということなので、右側の「これ?」なのでしょうか?
その下は多分「エクセルタフベース」(特殊MDF)という高強度の素材だと思います。

ちなみに、左下は「地層」、右下は「バウムクーヘン」です(友情出演)。

スペック

「ベリティスフロアーW ハードコート」のスペックとしては、

  • 対応
    • へこみに強い(こういう人に私もなりたい)
    • キャスターに強い
    • すり傷に強い
    • ワックス不要
    • 汚れがつきにく
    • 床暖房に使える
    • 車椅子が使える
  • 非対応
    • ダニや死がいなどのアレルギー物質を抑制(アレルバスター配合塗装仕上げ)
    • ペット傷に強い
    • ペット対応(アンモニアに強い)
    • 水まわりに使える

とのことでした。

新居では懸案のワンコを飼いたいと思っています。
ペットに対応するためには、ペットに強いこの一つ上のグレードの「アーキスペックシリーズ」にした方がよさそうです。
しかしベリティスシリーズより高価なので、部屋を選ばなくてはいけません。

水まわりはサニタリータイプ?

出典:PanasonicアーキスペックフロアーS 石目サニタリーA

Panasonicのフローリングではアーキスペックシリーズで「サニタリータイプ」(シートタイプ)というのがあり、これが水回りに強いようです。
キッチンとトイレはこれがいいのか検討したいと思います。

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Posted by タテリーヌ