全館暖房システム(1階)(家の中の不凍液パイプ、パネルヒーター、ガラリ)
今までの冬は築40年・低低仕様の賃貸一軒家での「めちゃくちゃ寒い!」日々を耐え忍んできました。
朝起きると室温は0℃。トイレのピットインは30秒が限界。便秘は命取り…
それでも暖房/給湯用の灯油代は冬場は3万円近くかかっていたのです
新居ではLPガスボイラー(エコジョーズ)とパネルヒーターによる24時間全館暖房というゴージャスライフを実現させました
上図は一階のヒーターの配置図です。
※ちなみに、熱源を電気/灯油/ガスのどれにするかはかなり迷ったのですが、LPガスをバルクタンクで契約をすることによって、一番割安になりそうなLPガスにしました。
不凍液のパイプ
エコジョーズボイラーで熱せられた不凍液は、天井裏や壁の中のオレンジ色のパイプの中を通って、家中のヒーターパネルに運ばれます。
建設中はそのパイプを観ることが出来ました。
何でパイプが断熱になっていないの??
と思ったのですが、家の断熱の中にパイプがあるので熱が逃げても室内を暖めてくれるので問題ないのですね。
ヒーターパネル基本形
ヒーターパネルは基本的にこの形のものを窓の下に設置しました。
窓の下に設置するのは
窓の結露防止や外からの冷気を抑えて部屋全体を均一に温めることができる
新築を検討中!パネルヒーターはどこに置くのが有効?
というのが一般的な理由のようですが、窓の前とヒーターパネルの前は家具を基本的に置けないので、一緒の場所にするという理由もあるようです。
温度設定は写真右下の「サーモバルブ」という回転式のつまみでします。
メモリが※1〜5まであり「3」だと室温が20℃になると自動的に不凍液の流入が止まるそうです。
そして1メモリ毎に4℃温度が上下するとのこと。
※実際は外気温が5℃くらいあるとメモリ「2」にしても室温27℃になったりしました
ボイラーリモコン
不凍液自体の温度は、キッチンに設置したボイラーのリモコンで1〜7の範囲で設定出来ます。
この設定温度が高いほど、寒い日でもしっかり暖房が効いてくれるわけですね。
※実際は外気温マイナス10℃くらいに下がってもレベル4くらいで大丈夫でした。
リビング大窓の下はガラリ
リビングの特大掃き出し窓の手前には埋め込み式のヒーターを入れました。
このように床や壁などに開けた換気口のことを「ガラリ」と呼ぶそうです。
その由来は
英語の“グリル(網)”という単語が訛って「ガラリ」になった説や、英語の“ギャラリー(回廊、廊下)”から転じたという説、扉を開けるときの“がらり”という擬態語からきているという説などの諸説があり、正式な由来は分からないそうです。
ガラリの由来
とのこと。ガラリと開け閉めするからじゃないのね。
施工中の様子
これが施工中の様子です。
掃除がちょっと大変
ガラリのカバーを外した状態です。
なにせ床なので、ホコリや小さなゴミがカバーの隙間からそこそこ入り込みます。
これ以上はビスを外さないとカバーがはずれないので、掃除はちょっと大変かなと思います。
玄関のパネルはニッチに埋め込みました
けっこう気に入っているのが玄関のヒーターパネルです。
ちょっと頑張って「ニッチ」に埋め込みました。
「ニッチ(niche)」というのは「壁面のくぼみ」の意味で、あえて日本語にすると「壁龕(へきがん)」というのだそうです。
ちょっとだけよー
そりゃ「エッチ」
あっちこっち
そりゃ「デッチ」
フックに衣類をかけられます
気を取り直して…
フックには衣類をかけられます。雨や雪で濡れたときに乾かせるし、外出時にポカポカ。
これはGood!
余計なことばかり書いていたら長くなったので、二階は次回ご紹介いたします。
ちなみに「にっちもさっちも」はソロバンの「二進(2÷2)も三進(3÷3)も」が詰まったものだそうです。
ここまでお読み頂き、まことにありがとうございました。
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