「登記情報提供サービス」の使い方

2019年12月27日物件探し

この記事は急げば約2分で読むことが出来ると思います
登記情報提供サービス

土地や中古住宅を探しているとき、物件の詳しい情報を知るために不動産登記情報(全部事項)が欲しくなることがあります。
登記情報では土地や建物の「歴史、持ち主、面積、地目」などを知ることが出来ます。
これがオンラインで入手することが出来るのです!元気""

まずは「一般財団法人民事法務協会」が運用している「登記情報提供サービス」のサイトにアクセスします。

利用申込み

最初に一度だけ、利用登録をする必要があります。
氏名や希望するパスワード、クレジットカード情報などを入力して送信すると、何日か経って郵送でIDなどが送られています。

ログイン

先ほどのページの「ログイン」をクリックして、サイトに入ります。
わくわく。

不動産請求

ここでは

北海道釧路市浦見1丁目

にある土地の登記(土地全部事項)を手に入れることにします。
まずは「不動産請求」を選択。

住所指定

「都道府県」のプルダウンメニューから「北海道」を選択します。

さらに「所在選択」をクリックして市町村を選んでゆきます。
(直接入力することも出来ます)

「釧路市」を選択。

さらに「浦見」を選択。
ちなみに「浦見」の下にある「大楽毛」は「おたのしけ」と読みます。
北海道はアイヌ語が語源の難読地名がたくさんあるのでした。

「1丁目」を選択。

ここからは地図を見ながら場所を特定します。
地番検索サービス」をクリック。

「規約に同意します」にチェックを入れて「PCで利用します」か「iPadで利用します」を選択します。
なぜiPadなのでしょう?
試しにAndroid+Chromeでやっても問題なく利用出来ました。

地図を見ながら、目的の土地を探してゆきます。
地図上に表示されている数字は

  • 青い数字:地番
  • 赤い数字:住居表示

です。

地図より、目的の土地の地番が「12-2」であることがわかりました。
ここをクリックすると「選択地番」に地番が入力されます。

ちなみに「地番」と「住居表示」の違いですが

従来は地番が使われていましたが、日本の市街化が進むにつれて、その土地がどこにあるのかを地番で特定することが困難となってきたこともあり、昭和37年に「住居表示に関する法律」が制定され、住居表示が実施されるようになりました。
(中略)地番は主に登記情報の取得や税金など公的に使う土地を表し、住居表示は郵送物などを配達する宛先を表しています。

登記簿図書館

とのことでした。
うー、面倒くさい溶ける

先ほどの画面に戻って、「12-2」を入力。
(地図でクリックしてもここには自動入力されないようですぐったり
さらに「確定」をクリックします。

請求

そして「請求」をクリックすると、PDFファイルのダウンロード画面になります。
料金は334円ですね。
これは登録したクレジットカードから引き落とされます。
便利便利。

地番検索サービス範囲外の場合

先ほどの「地番検索サービス」で地図を見ながら地番を調べることが出来ない地域もたくさんあります。

その時はまず法務局に電話したりして地番を調べます。
今回は「北海道釧路市青山2-1」の情報を調べることにします。
先ほどと同様に市町村まで入力し地番「2-1」を手入力します。
「一覧確認」をクリックすると…

ほんとにその地番があることを確認出来ました。
あとは「OK」をクリックして元の画面に戻り、先ほどと同じように「確定」「請求」することによってPDFファイルのダウンロード画面になります。

長文お読みいただきありがとうございました。
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Posted by タテリーヌ