建物本体作り

4日間のお盆休みが終わり、いよいよ我が家が上方に伸びてゆく時がやってまいりました。
伸びよ上方へ!花開け我が人生!!

現場に行くと、材木がたくさん積み重ねてありました😍
これらはCADのデータを使って工場で加工されたプレカットと呼ばれる材木で、既に寸法通りに切られ、穴や出っ張りも出来ており、すぐに組み立てられる状態になっている物なのでした。

なので、この場で大工さんがカンナで「シャッ!シャッ!」と木を削ったり、ノミで「カンカーン」と枘(ほぞ)や枘穴を開ける姿を見ることは出来ないのでした。
でも

親方

「おう亀、シンナーに気をつけてカベ塗んな!」
「わかりました親方!」

というやりとりは聞けるかな?

大工さんは3人組

ここから私たちの家を作ってくれる大工さんは、若者2人(棟梁、見習い)とおじさん1人の3人組
普段は渋いけど、時々見せる笑顔が素敵な棟梁は真冬でも早朝にサーフィンをしてから現場に来るというエネルギッシュで健康的な男性です。

近所に鳴り響く「パコーン」

まずはコンクリートで作った基礎の上に「土台気密パッキンレール」(カタログPDF)という紐状のゴムを置き、防水シートを重ね、そこに土台の材木を固定してゆきます。
土台の材木を組むとき、ハンマーで叩く「パコーンパコーン」という景気のいい音が響き渡ります😍

土台近辺を図にすると

こんな感じでしょうか。

1階の床が出来ました

そんなこんなで、2日間で1階の床まで出来ました。なんか舞台のようです。
さあ!明日からはいよいよ柱が立ってゆく予定。

いよいよ本格的に建方開始

そして翌日午前9時ジャスト。
棟梁が材木を手に舞台に上がり、慎重に記念すべき一本目の柱を立てます。
その時くす玉が!割れません。
でも割れんばかりに拍手を送りたい気分でした。

さあ、ここからがすごいです。

専用工具で上からたたき込みます

柱を立てるたびに、この手作り感満点の専用工具で上からカンカンたたき込んでゆきます。
頑張れーー。

すごい速度!

そのペースの速いこととあったらありません。ものの10分でこれだけ立ってしまいました。
タイムラプスで撮ればよかったですね。

パーツには場所を示す書き込みが

材木の1本1本には「ほ五」「ち6」のように、それがどこに使われるか書き記されていました。
「いろはにほへと」がX軸、「一二三四五」がY軸という感じでしょうか。

しかしこれだけたくさんの材木を間違えずにテキパキと組み立ててゆくのはたいしたものです。

上から見ると

大工さんが昼休みをとっている間に、ドローンで上空から撮影してみました。
感激〜!

建方は一気に進むと聞いています。
ここしばらく気を抜けません!(私が気を張っても仕方ないのですが)。
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建物本体作り

1階の床に記念すべき一本目の柱が立った翌日には、もう2階の床が出来てしまいました。

若大将

建方が始まったら早いよーーー!

とは聞いていましたが、ほんとに爆速ですクルクル
しかし今までの基礎作りが発掘作業のように地味だったので、やっと「家が出来る!」という実感がわいてきました。

実際問題として、このスカスカ状態で大雨でも降られたらたまりません。
小ぶりくらいなら大丈夫ですが大ブリだったら大変です。寒ブリだったらいいですが。
なので、早く屋根や壁まで作ってしまいたいというのもあるのでしょう。

屋根裏部屋出現

その翌日には屋根裏部屋まで出来てしまいました。
今までの人生、屋根裏部屋など住んだことがないので(住まない)、一体どんな空間になるのか妄想が広がります。
秘密基地?アジト?アンネの日記?

ちなみにこの屋根裏部屋は

  • 床面積が2階の1/2以下
  • 高さが1.4m以下

ということで床面積には算入されないそうです。

まるでテオヤンセンのような

さらに翌日には、屋根の骨格まで出来てしまいました。すごい!
柱だらけのそのお姿はまるでテオヤンセンのオブジェのようです。テオヤンセンだったらこのままシャカシャカと動き出すのでしょうが。(動き出されたらたまりません)

しかし後から思ったのですが、この時点でもっと写真をくまなく撮っておけば良かったです。
完成後に棚やブライドの取付などで壁にビスを打ち込むとき、どこに柱があるかわからなくなってしまうのです。

破風と鼻隠し

家の建設では、たくさんの職人さんが入れ替わり立ち替わりやってきて作業をしてくれます。

カネリーヌ

私のためにこんなにたくさんの人が働いてくれる!

と思うとチヤホヤされているようで感無量でした。
まあ私たちがお金を支払っているので当たり前なのでしょうが、自分のお金で人が動いてくれるという実感をひしひしと感じました。
職人の皆さんありがとうございますぺこぺこ

この日は屋根担当の「屋根屋さん」(ミヤネ屋さんではない)が来て、破風や鼻隠しを作ってくれました。
「巾木」「ささら」など業界用語もたくさん覚えました。

電動工具がすごい

現場の作業風景を見て驚いたのは、電動工具の威力でした。
電動のこぎりや電動ドライバーもすごいけど、特に感激したのがこの圧搾空気を使った釘打ち機(ネイルガン)
圧搾空気で、釘を目にもとまらぬ早さでバンバンシュポンシュポンと打ち込んでゆきますわぉ
トンカチでトントンカンカンなんて優雅な時代じゃないのですね。

まるでマシンガン

間近で見ると、弾倉のように釘が連なり、まさに釘打ちマシンガン!
実際、

フリーな状態であればネイルガンから打ち出された釘は約20mほどの飛距離があるといわれています。

ネイルガン(釘打ち機)は武器になる?殺傷能力や威力などその真相に迫る!

だそうです。
映画「リーサルウェポン2」でもこれが武器になるシーンがあるそうです。
かっこいいけど怖い怖い。

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建物本体作り

建設現場には毎朝9時前にクーラーボックスに保冷剤と飲み物を入れて持って行き、終了時間の17時頃にクーラーボックスを回収に行っていくようにしました。

暑い中一生懸命に働いてくれている職人さんたちに少しでも感謝の気持ちを伝えたいというのと、現場の進行具合を見たり、職人さんと話すきっかけになればと思ったのです。

しかし問題は職人さんたちの好み。
建築士さん経由で探りを入れたところ、缶コーヒー(無糖、微糖)が好きなことが判明。
うん、やはり職人は苦み走ったコーヒーが好きなのでしょう。うんうん納得。

しかし途中からコカコーラ麦茶を加えてみたところ、どうやらコーラの売れ行きがいいことがわかりました。
さらにある日現場の産廃の山を見てみると、カルピスソーダオレンジジュースの空き缶が捨てられていることを発見わぉ

え、実は甘い飲み物が好きなのかしら!

その後、カルピスソーダ、なっちゃん、デカビタ、野菜ジュースなど様々な飲み物を入れて反応を見たところ、甘い飲み物に人気があることが判明。
厳(いか)つい職人さんたちがカルピスソーダを美味しそうに飲んでいる姿を想像してうれしくなりました嬉しい〜

建物本体作り

一気に屋根作り

さて、今日(2020年8月25日)は屋根作りが一気に進みました。
大工さん二人が組になり、一人が屋根の柱に乗り、もう一人が下から板を手渡してゆきます。

めちゃくちゃお足元の悪い状況でこのやっかいな作業をするのはかなり大変だと思います。
ほとんど平均台に立っているような状態です。頑張れーー、落ちないでーー!

ネイルガン打ちまくります

ここでも活躍するのは「ネイルガン」。
シュパンシュパンと景気よく近隣界隈に音を響かせながら釘を打ち込んでゆきます。

この作業もやはり爆速でした。
10時50分頃に作業が始まり、30分ほどで片面完了。

さらに11時50分には全部張り終えてしまいました。
所要時間たったの1時間わぉ
ネイルガンの威力なのでしょうか。

板の上にルーフィング(防水材)設置

午前中のうちに屋根の板を張り、午後からは選手交代して板の上に何やら黒っぽいものを張り始めました。
アップで見ると「TAJIMA P-Ex」と書かれています。
調べたところ、これは「アスファルトルーフィング」という防水材で、屋根からの雨漏りを防止するために張るそうです。

このTAJMA号はアスファルトルーフィングを改良した「改質ゴムアスファルトルーフィング」(ゴムアス)というもので、

アスファルトの欠点である状態変化による劣化を克服するため、アスファルトにゴムや合成樹脂、ポリマー、プラスチックなどを混入させ耐久性を高めたのが改質アスファルトといい、これを材につかったものが改質ゴムアスファルトルーフィングです。耐久性は20年以上と長寿命になります。

アスファルトルーフィングとは?種類による特徴とその選び方

なのだそうです。
まあ要するに平たく言えば、板と屋根材のアスファルトシングルの間に敷く防水シートのようなものなのでしょう。

壁が出来てきた!

8月25日に屋根の下地まで完成し、その翌日の午前中には壁が出来てきました。
速い!
というか、天気がいいうちに屋根と壁を全部作ってしまいたいのだろうと思います。

この状態で一発ドローンを飛ばして上空からながめてみました。
土地に線だけ引いた状態ではちっちゃいなーと思ったのですが、こうやって屋根が出来るとけっこう大きく見えますね。

アスファルトシングル葺き開始

8月27日の朝一番からアスファルトシングルの屋根葺きが始まりました。
これも職人さんが屋根の傾斜に乗っかって作業するのですが、見ていてこっちがヒヤヒヤしました。

そして屋根葺きも完了

翌8月28日にはついに屋根葺きも完了。
屋根材は多種ありますが、いろいろ研究してこのアスファルトシングルにしました。
実に思い入れのある屋根なのです。

この状態でもドローンを飛ばしてみました。
やはり屋根を見るにはドローンが一番ですね。

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建物本体作り

サッシが届きました

8月29日。夕方大工さん達もいなくなってから現場に行くと、サッシ(窓)が到着していました踊り
「いよぉっ」
と持ち上げてみましたが、ずっしりと実に重かったです!
さすが高断熱窓。今まで私が知ってたサッシとはひと味もふた味も違います。
そして、思ったよりもデカい!

LIXILのエルスターSまたはXを採用

サッシは基本的に全部LIXILの「エルスターS」にしました。
リビングの特大窓のみ、ちょっときばって「エルスターX」。

「エルスターS」は2層ガラスで、片側のガラスに特殊金属膜(Low-E)をコーティングし、中空層には熱伝導率が低いアルゴンガスが封入されています。
熱貫流率は1.27W/m2K、ヨロシク(よくわからないけど)。
「エルスターX」はさらにパワーアップした3層ガラスで熱貫流率は0.79W/m2Kだそうです。

よろしかったらいろいろ窓について研究した下記ブログ記事もご覧下さい ぺこぺこ

サッシの種類

さてさて、サッシにはいろいろ種類があるのですが、今回はこの4種類を採用しました。

写真:LIXIL

それぞれの窓への配置は上の図と下の表の通りです。

引違い窓 ⑨(ベランダ)⑩(寝室)⑪(リビング掃き出し窓)⑮(リビング腰窓)
横すべり出し窓 ④(キッチン)⑤(トイレ)⑥(夫部屋)⑦(風呂)
縦すべり出し窓 ①(妻部屋)②③(廊下)⑫(階段)
縦すべり出し窓(FIX窓とのコンビ) ⑬(妻部屋)⑭(夫部屋)

基本的に屋外(ウッドデッキやベランダ)と出入りをしたり、風を取り込みたい窓は引違い窓にしました。
それ以外は気密性を重視して横か縦のすべり出し窓です。

しかし!!!
実際に住んでみると、なんと「エルスターX」でも、強風がまともに当たると冷気がサッシの隙間から少し室内に入ってきてしまうことがわかりました

スベリーヌ

高断熱高気密を極めるには「引違い窓」はやめて「すべり出し窓」にしましょう〜

まあ我が家が特に冬場に風が強いという事情があるのですが。
それにきっと夏になれば

スズシーヌ

やっぱり開口部の大きな引違い窓が涼しくてよかった〜

などと思うのでしょうが。

ドア

台所の勝手口(⑯)は同じくLIXILエルスターSの「勝手口ドア・中桟タイプ」、脱衣洗面室からベランダに出るドア(⑧)は「勝手口ドア・一枚ガラスタイプ」にしました。

色選び

窓枠の色

窓枠の外観色(外側から見える色)はこの4色から選べます。
これもシミュレーションして、迷いに迷った末

  • 玄関側:玄関周りのサイディングを茶系にするので、締まった印象にするためにオータムブラウン
  • それ以外:クリーム色のサイディングに合う、優しいホワイト

にしました。
ちなみに内観色はホワイト一択なので迷う必要は無し。

ガラスの色

さらにガラスの色も選ばなくてはいけません。ほんと選ぶことが多いです。

ガラスの色は

  • クリア:採光性に優れ、景色もきれいに見える
  • グリーン:冬は暖房熱を逃がさず、夏は日射熱をカット。
  • ブロンズ:優れた断熱効果を発揮。日中は外から中が見えにくい。

の3種類あるのですが…

これも悩んだ末、

  • ブロンズ:通りからの人の目が少し気になる窓
  • 型ガラス:夜も中が見えないようにしたいキッチン背面とトイレ
  • クリア:景色を楽しみたい裏側

という選択にしました。
風呂のデカ窓もその先に人目がずっとないのでクリアガラスです。

発注ミス発見!

さて、夕暮れの中で夫と二人でサッシ窓/ドアを一枚一枚確認していったのですが、

  • 風呂の窓が型ガラス(本来はクリアガラス)
  • 洗面脱衣室からベランダに出るドアの外側の取っ手がない

といった発注ミスを発見。すぐに建築士に連絡しました。
やはりちゃんと調べないといけませんね。

ここまでお読み頂きありがとうございました。

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建物本体作り

200829

2020年7月21日の杭打ちから始まり、1ヶ月間の基礎作りを経て8月20日に建方開始
その9日後にはなんとここまで一気に家の形になってしまいました。

大工さん

建て始めると早いよーん

とは言われていたのですが、ほんとめちゃくちゃ早いです クルクル

しかし今までは好天に恵まれたのですが、明日(8月30日)は雨の予定 雨と傘
大ブリだったら大変です!(寒ブリなら大喜びなのですが)

鉄壁の防水対策

というわけで、一日のうちに明日の雨対策が施されました。

玄関側に開いていた「穴という穴」はハウスラップでグルグル巻きに塞がれました。
玄関だけがまるで呼吸するためのように開いていたのが印象的でした。

入れられるサッシは入れて、大窓は防水シートでラッピング

反対側と側面には一気にサッシがはめられました。
リビングとベランダの大窓はまだサッシが取り付けられないようで、防水シートやブルーシートで覆われました。
完璧な雨対策です。大工さんありがとうございます ぺこぺこ

余談

以前東京に住んでいた頃、新目白通りを車で走っていて「完全防水株式会社」というすごくインパクトのある会社の看板を見かけて、今でも強烈な印象として残っています。
今はもうなくなっちゃったみたいだけど、こちらのブログに写真が残っていました。
以上余談でした。五段はありません。

雨上がり、大窓もつきました

さて、気を取り直して。
8月30日の大雨を乗り越え、その後すぐにリビングの大窓もはめ込まれました。
外枠でW2600mm × H2070mmという特大サイズ。(ガラス部分はW1175mm × H1861mm)

北国の極寒&強風から断熱性能を守るために、3層構造のLIXILエルスターXを採用しました。
お値段は工賃込みで30マン円以上!
でも、おかげでLDKから素晴らしい景色を毎日見ることが出来るようになりました。
(しかし実際に住んでみると、超強風の時はちょっとだけ隙間風が入ってきました わぉ

作業場のような室内

サッシも入り、ますます家っぽくなってきました。
LDKになるスペースには作業台が設置され、作業場の雰囲気満点。
でも一番暑い時期、作業は大変だったとお察しいたします。

ここが将来私たちが過ごすLDKになると思うと心が躍ります。(ちょっと体も踊ってみました)

土台水切り

土台水切り

外に出てみると、壁と基礎の間に庇(ひさし)状の構造物が作られていました。
ここを「土台水切り」と呼び、壁伝いに落ちてきた雨水から基礎を守るために付けるのだそうです。

さらに金属カバーがついて

4日後に行ってみると、そこには「パールクリーム色の金属カバー」が取り付けられていました。
こうやって少しずつ家が出来て行く様子を見られるのも、注文住宅の楽しみだと思いました。

次は、全館暖房の配管、24時間換気システムなどについて見て行きます。

アリガトショコラ

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建物本体作り

これは8月26日。まだ柱だけの状態ですね。
風通しいいです。南の島だと快適かも。

この状態から室外側と室内側に壁が出来てゆく過程が実に興味深いものでした。
壁は気密、防湿、防音など暮らして行く上でとても大切。
しっかりと記録に残しておこうと思いました。

ちなみに、この状態で柱の写真をたくさん撮っておくと、完成後にDIYで柱までビスを到達させたいときにどこに柱があるかわかって便利だということに後で気がつきました。

全部で11層の壁

これが最終的な壁の構造です。
家の骨格である「柱」の間にグラスウールが詰められ、室外側に7層、室内側に3層という全体では11層の構造になりました。

室外側の制作過程

OSB合板が張られます

上の写真から3日後の8月29日。
柱の上にOSB合板が張られ、南の島ハウスからだいぶ家っぽくなりました。
もうジャングルジムとは呼ばせないぜ!(誰も呼んでないけど)

さらに発泡ウレタン、ハウスラップで巻かれます

さらに4日経った9月2日の写真。

ここではOSB合板の上にスタイロフォームが張られ、さらにその上にハウスラップが張られている(写真右下)のが確認出来ます。

この過程は天候も悪かったせいかとても早く終わってしまい、この写真が唯一その過程を捉えた貴重な一枚になりました。

スタイロフォームは旭化成建材のNeoma Foam

ここで上の写真のスタイロフォーム部分をアップすると「neoma foam」という文字が読み取れました。
調べたところこれは、旭化成建材のプラスチック系断熱材

ネオマフォームの熱伝導率は、数ある断熱材の中でも トップクラスのλ=0.020W/(m・K)他の断熱材に比べて、同じ厚さでも高い断熱性能を発揮します。

旭化成建材

とのことでした。
建築士さん、いいもの使ってくれてありがとうございます。(もっと自慢してくれてもいいのにね)

ハウスラップはデュポンのタイベック・ハウスラップ

家全体をグルグル巻きにした「ハウスラップ」のアップ映像です。
デュポンの「タイベック・ハウスラップ」というのが正式名称のようで、能書きによると

タイベック® ハウスラップの極細繊維は、湿気は通しても水を通しません。
また、長期にわたり、外部からの雨水の浸入を許しません。

タイベックスハウスラップについて

とのこと。
なるほど、これで壁の雨漏りを防ぎ、それでいて湿気は抜けるので、結露を防ぎ、木材や断熱材の乾燥状態を保つのだそうです。
さすが200年の歴史を誇る化学メーカー。

ちなみに「サランラップ」は同じくアメリカのダウケミカルの製品です。

次はいよいよサイディングと思いきや

というわけで、翌9月3日には家はグルグルとハウスラップで覆われ、さらにその上には細い板も張られました。

サイディーヌ

いよいよ次はサイディングですね!

と思ったら、どっこいどっこい、まだまだラッピングが続くのでした。

さらに石膏ボード、ハウスラップに巻かれます

これは9月11日の写真です。
前回までに出来上がったハウスラップ(①)と板(②)の上にさらに③の石膏ボード、さらにその上に④のハウスラップが巻かれました。
ハウスラップ二重の念の入りようです。

建築士さんに聞くと、窯業系サイディングより樹脂系サイディングはこの工程の分多くなるのだそうです。

サイディング準備完了!

ボードやラップでグルグル巻きになって、やっとこさほんとにサイディングを張る準備が完了しました。

ちなみに玄関周りは「ケイミュー ネオロック・光セラ16 セラトピア ブルレウッドⅡ」という長い名前のセラミック系サイディングにするため、上記の③と④の工程はなく、通常仕様です。

ここまでお読み頂ありがとうございました。
次は室内側の壁の観察日記をご紹介します。

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建物本体作り

室外側の壁構造に続いて、今度は室内側の壁についてもご紹介したいと思います。
目ざすは高断熱・高気密・高血圧仕様(3高仕様)!!
壁の構造はチョー大切です。毎日現場に行って目を皿のようにして観察しました。

今回も柱だけのジャングルジム状態の写真からスタートぴょんぴょん"

全部で11層の壁

これが最終的な壁の構造です。
家の骨格である「柱」の間にグラスウールが詰められ、室外側に7層、室内側に3層という全体では11層の構造になりました。
室外側については一つ前の記事でご紹介いたしました。

まずは柱の間にグラスウールが詰められました

まずはジャングル柱の外側にOSB合板が張られました(これは室外側の壁ですね)。

真っ赤っかのグラスウール

続いて、柱の間にびっしりと真っ赤っかのグラスウールが詰められました。
グラスウールというと黄色いとばかり思っていたので度肝抜かれました。

しかしここでとても心配になりました。
グラスウールはちゃんと防湿しないと湿気が中に入り込んで壁の中で結露すると聞いていたからです。

引用元:建材ダイジェスト

なので、てっきりこのようにビニール袋に入ったグラスウールを柱の間に敷き詰めてくれると思っていました。
それなのに、敷き詰められたグラスウールは裸のまま。

ウォーリーヌ

ちゃんと防湿処理をしてくれるのかしら…

めちゃめちゃ心配になりました。
「生が一番!」なんて言ってられません。

グラスウールは高性能品

ちなみに真っ赤っかグラスウールの袋に書かれていた表示は

パラマウント硝子工業株式会社
高性能品GWHG16-38
密度16kg/m3 熱抵抗 2.8m2・K/W 熱伝導率0.038W/m・K

調べたらなかなかの性能のようでした。(よくわからないけど)(硝子繊維協会ホームページ

防湿シートが張られた!!

グラスウールのことが心配で食事も喉を通らず(ウソ)、眠れぬ夜を過ごし(ウソ)、お酒はいつも通り飲みながら過ごすこと2日間。

現場に行ってみると、見事にびっしりと防湿シートがグラスウールの内側に張られていました。

ヤリーヌ

やったーーー!大工さんありがとー!

ちなみに大工さんは北海道弁で「張らさる」と言っていたのが印象的でした。

断熱材はビニール(防湿カバー)で覆われている製品と、露出している製品がありますが、露出している製品を使う場合は別途防湿シートを室内側に施工しなくてはいけません
これを怠ると水分がグラスウール内に侵入し時間と共にグラスウール同士がくっつきあい最後にはフカフカの状態ではなくミイラみたいな状態になります。

建材ダイジェスト

まさにこれだったのですね。
飛び上がりたいほどうれしくて、その夜は祝杯になりました。

コンセントやスイッチまわりはテープで密封

ちなみに防水シートでどうしても「」が出来てしまうのがコンセントやスイッチなどの電気周りです。
そこはしっかりとテープで密封してくれていました。

そして石膏ボードが張られ、グラスウールともさようなら

さらに4日後、石膏ボードが張られ、真っ赤っかのグラスウールも見えなくなりました。
見えなくなっても、私たちを毎日守ってくれるのね。ありがとう。

壁紙は一ヶ月後

内側壁の最後の仕上「壁紙」はそれから約1ヶ月後に張らされました。

実は壁紙選びは家づくりで最も悩んだと言っても過言ではないかと思います。
そのこともまた他の記事でご紹介したいと思います。

ここまでお読み頂ありがとうございました。

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建物本体作り

ハウスラップや合板などでグルグル巻きになりクルクル、いよいよサイディングの張り付けが始まったのは2020年9月20日。
さあ、いよいよ外見が完成に近づきます!

サイディングとは何ぞや?

そもそもサイディングとは何ぞや?

そもそもサイディングとは何なのでしょう?
調べてみると…

外壁に張る仕上げ用の板材のことを「サイディング」や「サイディングボード」といいます。
以前はモルタル(砂とセメントと水を練ってつくられる外装材)仕上げが主流でしたが、1990年代以降はサイディングが主流になりました。

サイディングとは?塗装などのメンテナンスのタイミングや費用、最新の機能まで徹底紹介

なるほど、今から30年程前に(2021年時点)外壁仕上の主流がモルタルからサイディングになったのですね。

サイディングは大きく分けて

  • 窯業系:セメント質と繊維質を主な原料にして板状に形成したもの。日本では主流
  • 金属系:ガルバリウム鋼鈑などの金属を成型したもの。気合いが入るとガンバリウムになります。(うそ)
  • 木質系:天然木を使った物。素敵!😍ですがメンテナンスが大変ぐったり
  • 樹脂系:プラスチックを板状に加工したもの←これを採用!

という4種類に分類されます。
この中から我が家が選んだのは「樹脂系」!

ゼオンサイディングという樹脂サイディング

出典:flickr

樹脂系を選んだのは、まずはそのデザインです。
この山小屋カントリーっぽい感じがとても気に入りました。

しかし、日本では樹脂サイディングはこの4派閥の中では最もマイナーで、シェアはなんと1%なんだそうですわぉ
なぜだーーー!(後でわかります)

ちなみに北米では50年以上も前から普及しており、シェアも約50%を占めているとのこと。
やっぱカントリー調なのですね。
(引用:樹脂系サイディングのリフォームは失敗/デメリットが多い?ゼオンなどのメーカーや価格/特徴を解説

樹脂サイディングのメリットデメリット

樹脂サイディングのメリットとデメリットを調べてみました。

メリット

  • 凍害、塩害に強い:
    北国に向いています。しかしドル買いをしたい人には向いていないかもしれません。
  • 長持ち:
    樹脂素材自体に顔料を練り込んであるので、窯業系のように定期的な塗装の必要が有馬せん。
    なので約30年間ほぼメンテナンス不要!!。ヒヒーン。
    また、素材同士を重ね合わせる「オープンジョイント工法」で施工するため、シーリング(コーキング)を使用する必要がなく、補修工事も不要です。
  • 防水性能が高い
  • 衝撃に強い
  • 軽量
  • 手入れが簡単
デメリット

一方デメリットとしては

  • 色やデザインの選択肢が少ない:
    縦張り/横バリ、数種類の色というかなりプアな選択肢でした
  • 高い:
    材料費は、窯業系サイディングが約4,000~5,000円/m2なのに対して、樹脂系サイディングは約8,000~10,000円/m2。これがシェアが低い一番の原因なのかもしれません。(引用:同上)
  • 施工業者が少ない

といったことがあるようです。

ゼオンサイディング

樹脂サイディングはゼオン化成の「ゼオンサイディング」の「Royal Yokobari」(ロイヤルよこ張り)(電子カタログ)にしました。

ゼオン化成は日本のメーカーなのですが、届いた箱は思い切り英語ばかりわぉ
箱に書かれているメーカーは「ROYAL Building Products」。
一体どこの国のメーカーでしょうあ??

少し調べてみると、アメリカとカナダの本拠地を置く会社で、届いたのはそこの「Royal Crest」という商品のようでした。

確かにメイドインカナダ

箱のシールにも確かに「MADE IN CANADA」と書かれていました。へーー、遠くから来たのね。
やはり日本では超マイノリティーなので、本場から取り寄せることになるのでしょう。

ちなみに柱などの材木もスウェーデンのSetraというメーカーでした。

一枚一枚長さを調整

現場に届いた樹脂サイディング

さて、箱からサイディングを取りだして、いよいよ壁に張って行きます。

一枚一枚長さを合わせて

届いたサイディングの板は規格の長さなので、一枚一枚切って長さを調節します。
これはプレカットの材木と違うところですね。

オープンジョイント工法

最初に家の角の部分(出隅)にサイディングを設置し、その間に横張りのサイディングをはめ込んでゆきます。
これが「オープンジョイント工法」というのですね。
スカスカの気がするけど大丈夫なのかしら?

でもシェア1%という超マイナーな建材の施工なのに職人さん大丈夫かしら?
聞いて

職人さん

昨日YouTubeで見たから大丈夫っすよ

なんて応えられたら怖いので聞きませんでしたが。

こんな柱までサイディング

ベランダの柱のような細い部位にも、ちゃんと同じサイディングをはめ込んでくれました。
職人さんありがとうございます。

一面完成

そして一面にサイディングが張らされました!(北海道弁)
結局この黄色いサイディングは丸4日間かけて設置が完了。
いよいよ完成が見えてきて嬉しかったです。

玄関周りはセラミックコートの窯業系サイディング

玄関周りのサイディングは「ケイミュー」というメーカーの

ネオロック・光セラ16 セラトピア ブルレウッドⅡ(QFブルレ チタン ブラウン)

というとても長い名前の窯業系サイディングにしました。(公式サイト

光触媒が汚れをセルフクリーニング。無機塗装のセラミックコートが紫外線による色あせを防ぐ

ケイミュー

のだそうです。ほんまかいな。
黄色い淡い色のサイディングの中で屋根と合わせた茶色がぐっと玄関周りの引き締めてくれると思います。

サイディング張り完成

というわけで、サイディング張りも完成!
これで外観はほぼ出来あがりです。
さあ!次の難題は壁紙です。

ここまでお読み頂ありがとうございました。

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建物本体作り

TOKIWA MUSCLE WALL

内壁と外壁が出来上がりつつある2020年9月中旬。
内装の一大イベント「壁紙選び」が始まりました。

ナキリーヌ

しかしこれが実に大変でした。
まさに地獄の苦しみ。七転八倒、七転び八起き、浮気が八画/女の九画。
何だかわからないけど、とにかく大変でした。

まず建築士さんから手渡されたのが、TOKIWAというメーカーの分厚い壁紙のカタログ わぉ
その名も「MUSCLE WALL」。
筋肉壁…、なんとマッチョなカタログでしょう。実際重かった ぐったり

カタログ、ウエブ、サンプルで色が違いすぎ

サンプル、ウエブ、カタログで色が違いすぎます

壁紙を選び始めて、まず大問題になったのが、上のイメージのように

  • カタログに印刷されている写真(CYMK)
  • カタログに張り付いているちっちゃなサンプル(リアル実物)
  • ウエブの画像(RGB)

がものすごく違うということでした😭

例えば↑この「TMC5109」だと、そもそもカタログ上で並んでいる「印刷された写真」と「実物サンプル」からして色が全然違うのです。
さらにウエブの写真もまた違う。

実物が正しいのでしょうが、ちっこすぎ

この↑「TCM5144」も同様でした。
カタログとウエブは全く同じ室内風景の写真なのですが、全然違う色に見えました。

まあ、カタログに張ってあるサンプルが正しいのでしょうが、あまりにもちっこいので壁全面に張った時をイメージするのが難しいのです。

ちなみに、このような

カラリーヌ

色が全然違う!!

というのは、色が濃い壁紙で顕著でした。
一方、白やクリーム色といった薄い色の壁紙は、色物よりも大きなサンプルがカタログについていたのですが、今度は

ワカランヌ

どれも同じように見えて、微妙な違いがわからない

という問題がありました。

YouTube動画も役に立ちました

他でもそうですが、壁紙選びでもYouTube動画が役立ちました。
この黄色いおじさんの動画でも、壁紙のメーカー、グレード、選び方など大変参考になりました。
ありがとうございます。

A4サイズのサンプルをお取り寄せ

夜も寝ないで昼寝して、壁紙を選び続けること3年半(うそ)…なんとか候補を選び出し、建築士さんにお願いしてA4サイズのサンプルを取り寄せてもらいました。

ちなみに、ウエブで調べているうちに「sangetsu」というメーカーもいいものがあったので、そこからも取り寄せてもらいました。(上の黄色いおじさんも、迷ったらsangetsuと言っていました)

現場で壁に張ってみます

現場で壁に張ってみます

A4サイズのサンプルが手に入ったので、現場に持ち込み、建築中の壁に張り付けてみました。

まずは白系の「メインクロス」の候補5枚を張ってみました。

ワカランヌ

しかし…
差がよくわかりません

光の加減や種類(太陽光、電球色など)によって色がかなり変わってしまうのです。
この時点で、悟りました

インポッシブリーヌ

白系クロスは色を厳密に特定することは「インポッシブル」である

お次はテレビの裏の壁

リビングのテレビの裏の壁は「バンピーウォール」や「エコカラット」といった石っぽい立体的な壁にしょうと思っていました(下記記事参照)。

しかし!バンピーウォールを上図のように部分的に張った場合、面積は2.2m × 1.2m=2.64m2
バンピーウォールミックスは29kg/0.46m2なのでなんと総重量は166kgになることが判明(というか最初から計算しなさい)。
壁全面に張ったら、さらにえらい重さになってしまいます。
大工さんは

大工さん

壁はそれくらいの重さなら耐えれるっすよ

と軽く言ってくれたけど、予算の関係でバンピーウォールは我々がDIYで張ることになっているのです。
こりゃダメだ…と思い、結局石っぽい壁紙にすることにしました。妥協も大切ネ。

パソコンでシミュレーションと注文書作成

というわけで、なんとか10月5日頃には壁紙とクッションフロアを決めることが出来ました。
ほんとに選ぶのは大変でした。素人には辛すぎました。

一応決めたけど、正直言って実際に壁に張ってみないとどんな風になるかはわかりません。
最後は「えいやっ!」という感じで決めてしまいました。

注文書

部屋と場所ごとの壁紙/クッションフロア一覧

これが各部屋の壁紙とクッションフロアの一覧表です。
これだけではまだ的確に指示は出来ないので、図面も作りました。
図面と、実際の完成写真は次の記事でご紹介します。

壁紙/クッションフロアごとの張る位置一覧

製品ごとの場所一覧も作りました。

こんなのって普通客がやることなのかしら…ブツブツ。
でも間違って張られたら困るので作りました。

ここまでお読み頂ありがとうございました。

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